大阪城
 
「がん」は、江戸時代とかの昔は少なかったのではないかと、推測された記事を読むことがあります。 

考えてみると確かに、食べ物は自然界にあるものがほとんどだし、毎日からだを動かして運動不足の人などいないでしょう。

現代人と比べれば、健康に違いない。そうは思うのですが、当時はまず「がん」を発見できる仕組みがないですよね。

「がん」の人がいたとしても、レントゲンはありませんし、もちろんCTスキャンなんてないんですよ。それをどのようにして見つけるんですか? とゆう問題が1つ。
 

平均寿命は50歳以下


 江戸時代の平均寿命は、50歳以下だし30~40歳とも言われています。これは、幼い子供が病気などで死ぬことが多かったからと言われますが、多く見積もって50歳としても、これでは「がん」の人が少なくて当たり前です。

もちろん、若くして「がん」になる人はいるのですが、全体的に見てみると40代後半から50代がイチバン「がん」が多い世代ですから、江戸時代の人は「がん」になる前に死んでしまうとゆう事になります。
 
そう考えると確かに江戸時代には、「がん」の人は少ないとゆう説明がつきますが、彼らがもし現代人の平均寿命まで生きたとしたら、その時も「がん」になる人は少ないのでしょうか?

それを調べる手段はないと思いますが、もしもそれで「がん患者」が増えるのであれば、「がん」は老化による影響だと説明することができます。
 

がんは老化現象で発生するのか?


 このような説もありますが、「がん」は細胞の老化によって発生するのでしょうか? でも、全体的には高齢者が多いですが、子供も若い人も「がん」 になる人はいます。

そう考えると、ただの老化現象として片づけることは出来ませんし、やはり食生活や生活習慣が重きをなすことになりますよね。

100年前は「がん」が少なかったとゆうのもありますが、当時も技術的には、まだまだ「がん」を見つけるレベルが低かったのではないでしょうか?

そもそも、もっと他の病気で亡くなる人が多かった時代ですし、「がん」の多くは自覚症状がでるまで長い期間が必要です。

なので、なんらかの体調不良や自覚症状が現れるまでは、「がん」を発見することは難しかったうえに、症状がでるまでにほかの病気で亡くなる確率が高かったとも考えられます。

そう考えると、「がん」の人はいっぱいいたんだけど、見つける技術がなかったとゆうことになるよね。
 

江戸時代に乳がんがあったのは間違いない


 江戸時代に華岡 青洲(はなおか せいしゅう)とゆう医者が、自分で麻酔を開発して「乳がん」の切除手術をした記録が残っている。

確かに、これで江戸時代に「がん」があったことは間違いない。しかし、これは「乳がん」だったから発見できただけで、ほかの臓器なら、当時の技術で見つけるのは困難だったんじゃないか? となる。

もしかすると、「がん」は大昔からあって、ただそれを発見する技術がなかったことと、「がん」になる年齢に達するまでに命が尽きていたからじゃないのか?

そのような考え方をすると、生活習慣とかの問題じゃなくて、老化による影響の部分が大きくなってくるだろう。
 

今「がん」が多いのは見つける技術が進歩しただけなのか?


 もしかすると、年々「がん患者」が増えるのは、腫瘍を見つける技術や環境が整ってきて、「がん」を発見されやすくなっただけなのか? とゆう事にもなる。

「がん検診」で発見される「がん」は、ほとんどが自覚症状のない場合が多いだろう。

これらは、江戸時代なら当然見つけ出すことが出来ない。つまり、自覚症状がでるまで「がん」じゃない。

だけど今の時代は、痛みを感じず自覚症状もない腫瘍を、早く発見して切除することが推奨されている。

人間はどうして痛みを感じるのか?と考えた場合。それはやっぱり危険信号であることから、その信号がないものを切除する必要があるのか? とゆう事にもなる。


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