さいきん、近藤誠さんが書いた「がん治療の95%は間違い」を読んでみた。本のタイトルの通りの内容になっている。
この人は、有名な医師であり最初にがん医療を告発したことでも知られています。一言でゆうと、病院のがん治療は受けない方がいいと言っています。
いわゆる、がんの腫瘍を切除する手術や放射線治療、または抗がん剤と言った治療のことです。しかし、それらが全て無駄だとゆうわけではなく、一部には効果があるとも書かれてました。
しかし、その大半には効果がなくて、それらの治療をすることで、かえって寿命をちじめてしまうと言っています。
がんには本物と「がんもどき」がある
がんには本物と「がんもどき」があり、本物とは臓器に転移するような「がん」を指しています。
そして、がんもどきのばあいは、放置していても、ほとんど害はなく臓器などに転移しないので、それによって、すぐに命を落とすようなことはないようです。
がんが本物のばあいは、手術をしようが放置してようが、そのうち「がん」によって命を落とすそうですが、亡くなるまでの生活の質には違いが出てきます。
病院での手術や抗がん剤による治療をすると、それらによる副作用で苦しみながら、寿命も短くなると言います。
もしも、「がん」が末期であったとしても、病院の治療をしなければ、治療したばあいより長生き出来るそうです。
川島なお美さんも受診していた
女優の川島なお美さんが、胆管がんで亡くなったのは、まだ数か月前の話だけど、彼女も近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来に相談に訪れたそうだ。
そのことについても、この本に書かれてるんだけど、彼女は手術を選んだ。しかし、抗がん剤による治療は拒否していたことも話題になっていた。
亡くなる1週間ぐらい前まで舞台にたてたのは、間違いなく抗がん剤による治療を受けなかったからだと言える。
もしも彼女が手術をしなければ、間違いなくもっと長生きできたとも書かれている。しかし、これについては手術が遅れたのはこのせいだとの批判もある。
ぼくはでもこう思う
まあでも、川島なお美さんが手術を選んだのも、その時期に決めたのも彼女の決断だったと思うし、女優とゆう職業との兼ね合いもいろいろあったと思う。
それについては、本人が誰よりも悩んだと思うし、ぼくならそんな大事な決断を人の意見に左右されたくない。
今のぼくなら抗がん剤も手術もしないかもしれないけど、それが本当に正しい選択かどうかは誰にも分からないしね。
ただ、自分の命の行方ぐらい自分で決めたいし、それが正しいか間違いか? なんて結果を見てからでないと分からないと思う。
今の医学では「がん」を治せない
結論をゆうと今の医学で「がん」を治すことは出来ないとゆうことになるだろう。それが本物であれば遅かれ早かれ命を奪われる。
しかし、がんのすべてが転移するものとは限らないので、治療しないで放置しておくことで長生きできる可能性はある。
治療しても命がちじむだけなら、少しでも長生きして質の高い生活を送る方がメリットはあるだろう。
また、本当は手術をする必要のない「がんもどき」を手術したり、抗がん剤による副作用で寿命をちじめる方がもったいない。
このような考え方をすると、やはり治療をしないで放置しておく方がいいし、わざわざ「がん検診」を受けて「がんもどき」を見つけない方がいいとゆう結論になるのか。
コメント (0)