病院

あなたは自分が「がん」と診断された場合どうしますか? そのまま医師のゆうとおりに治療を受ける、それともセカンドオピニオンを検討しますか。

セカンドオピニオンは、違う病院に言って、最初の病院で受けた診断結果に間違いないかどうかを確認し、さらによりよい治療法がないかを検討するために行います。

もはやこれは今の常識だとも思いますが、実は「がん」の場合は、違う病院に行っても同じような診断結果になることが多いそうです。

それは逆にゆうと、はじめの病院の診断が正しかったと考えることが出来ますが、セカンドオピニオンになってないとも言えます。
 

父はセカンドオピニオンを受けなかった


 これは、ぼくの父の話になるんだけど、父はセカンドオピニオンを受けなかった。と、ゆうより当時は、そこまでセカンドオピニオンが定着していなかったんだと思う。

まあ、比較的有名な大きい病院だったので、そこの診断を疑うことはなかったし、そもそも医者のゆうことが全てだった。

もしもそれが今だったら、もちろんセカンドオピニオンを考えたと思うし、とりあえず医師のゆうことは、ひとつの選択肢と考えて、父のこれからの治療方針について、じっくり考えただろう。

今のぼくは、「がん」に関する情報を書籍やニュースで学んでいる。なので、「がん」については、病院で治療する以外に、いろんな選択肢があることも学んだ。

でも、当時のぼくは、まったく「がん」については無知だったし、そもそも知ろうともしていなかったのです。

それは、今になって後悔していますし、知らないことの恐ろしさを実感しています。
 

近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来


 これは、ぼくがよく読む書籍の著者でもある、近藤誠氏のセカンドオピニオン外来です。あの川島なお美さんも受診したことで知られています。

 
もしも、病院で聞いた診察の結果に不満があったり、何か違う選択肢がないのか? と思ったら、近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来を受診してみてください。 

近藤医師の考え方については、書籍を読めばわかると思いますし、もしも興味があれば、相談だけでもする価値があると思います。

父が「がん」になったのは15年前で、近藤医師の存在も知りませんでした。それがもし今なら、間違になくセカンドオピニオン外来を受診したでしょう。

普通の病院では、おそらく手術や抗がん剤を強引に勧めてくるのではないでしょうか? すべての病院がこうだとは思いませんが、そのようなところが多いと聞きます。

近藤医師に受診したとしても、放置を押し付けてくることはないと思いますし、患者の考え方を尊重してくれるでしょう。
 

今の医学では「がん」は治らない


 ズバリ、そのときの「がん」の状態にもよると思いますが、いわゆる「本物のがん」の場合だと、手術で腫瘍を切除しても、抗がん剤をしても治りません。

とゆうよりも治せないのが実情です。手術で切除しても、あらかじめ転移していた「がん」が、術後1年以内とかで巨大化したり、手術で切り開いた部分の付近から再発したりするのです。

この場合、手術を受けなければ「がん」は治らなくても、長生きできるケースが多いのです。そして、自覚症状がでるまでは、普通の人とまったく同じような質の高い生活が送れます。

治らないと分かっている「がん」を切除して、寿命を縮めるだけなら、はじめから放置する方が楽で長生きできて医療費もかからない。はっきり言ってメリットしかないのです。

この場合、できることがあるのに何もしないと考える人もいるようですが、それは人それぞれの考え方です。

手術をしたければすればいいですし、抗がん剤をしたければすればいいのです。ただ、自分が納得できるような最後を迎えたいものです。