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煙草を吸う人は吸わない人に比べ、「がん」の再発するリスクが2.5倍ほど高いようだ。これはとても面白いと思った。

そもそも再発とかは関係なく、煙草を吸う人は全ての「がん」に対してリスクが高い。男性は約30%、女性で5%高くなる。

この男性と女性の差は、なんだか大きすぎるようにも思うが、どちらにしてもリスクを高める事には違いない。

なので、ぼくはこの記事を読んで、研究する意味があったの? なんて思った。おそらく、どの程度リスクが高いのか? 正確な数字が欲しかったんだろうね。
 

煙草には250種類以上の発がん性物質が含まれている


 ぼくも20年以上煙草を吸っていた経験があるので、今でも吸っている人の気持ちは分かるつもりだ。

ぼくも、そんなに深く考えないで、ただ習慣で吸っていたんだけど、煙草ほど「発がん」に影響を及ぼすものはないだろう。

少しでも「がん」が心配だと思うなら、すぐにでも止める方がよい。なぜなら、煙草は禁煙することができても、その影響が禁煙後20年も続くからだ。

こんなリスクのあるものは、ほかにはそうない。禁煙後も喫煙時の影響を受けて、「がん」になるリスクが高いままだし、その影響がなくなるまで20年だ。

ぼくが禁煙してから6年ぐらいになるが、まだまだ肺がんになるリスクは、吸わない人に比べて3倍も高い。これは禁煙後9年ぐらいまで続く。

もちろん、徐々にそのリスクは低下していくが、想像以上に長い年月が必要になる。禁煙したからハイ終わりと思っている人も多いが、実際はかなり長い期間その影響を受ける。
 

煙草は肺がん以外の「がん」にも影響する


 煙草は肺がんになるとゆうイメージがあると思うが、実はすべての「がん」に対してリスクを押し上げる。

肺がんの発生率は、煙草を吸わない人の4.5倍と異常なほど高いが、裏を返せば禁煙すれば、大幅にリスクを下げることにもつながる。

なので、「がん」の予防を考えるなら、まず禁煙することが重要で、それだけでも非常に意味のあることになるだろう。

煙草による影響は、吸っていた期間と本数が多いほどリスクが高いし、40歳で禁煙しても、その影響がなくなったら、もうすでに60歳とゆうことになる。

イチバン「がん」になりやすい年齢は40代後半から50代だとゆうから、その危険な期間をリスクが高いまま過ごすのは、とても危険な行為だとゆうことだ。

禁煙をするなら40歳では遅い。できれば30歳までに禁煙するべきだろう。30歳なら20年後は50歳だから、ピークの年齢をリスクの低いまま過ごせる。
 

喉頭がんや食道がんにも影響する


 煙草と言えば肺がんのリスクを押し上げるが、吸わない人に比べ喉頭がんで約30倍、食道がんで約7倍と異常なほどの数値をたたきだす。

煙草の煙は肺に入るが、喉や食道も通過する。つまり、煙が通過するような部分は、肺と同じくリスクが高くなる。

また、量にもよるがアルコールが加われば、さらに3~4倍リスクが高い。煙草を吸う人は、酒を飲んでいる確率も高い。

ようするに、これらはセットになってる場合が多いので、さらに発がんのリスクを押し上げることになるだろう。

 そして、喫煙時に喉や食道に付着した、250種類にも及ぶ発がん性物質は、食べ物や飲み物といっしょに胃に運ばれ、腸にも到達するのではないだろうか?
 

つんくは非喫煙者だった


  去年だったと思うが、「つんく」が喉頭がんの手術をして声を失ったことが話題になった。でも、非喫煙者だった「つんく」が、どうして喉頭がんになったのか?

喉頭がんになる原因として掲げられるのは、95%が煙草とアルコールです。逆に言えば、煙草を吸わない人はなりにくい「がん」なのです。

「つんく」は、7~8年ぐらい前から喉に違和感を感じていて、その期間ずっと放置していました。手術する前の「つんく」 は、そうとう声がかすれた状態でテレビに出演していました。

若いころは煙草を吸っていたとゆう噂もありますから、もしかするとその時の影響があったのかも知れません。

7~8年前から違和感を感じていたのですから、その頃にはもう発がんしていたとゆうことですし、10年前に禁煙していたとしても、喫煙時の影響を受けた可能性を無視することができません。
 

非喫煙者も煙草の影響を受けている


 煙草を吸わない人は確かに、吸う人に比べてリスクは低い。でも、日常を無意識に過ごしていると、煙草の影響を受けることになる。

自分が吸わなくても、家族が吸っていたり、いっしょに過ごしている人が吸っている場合、かなり高い確率でその影響を受ける。

さらに問題なのは、人が吸っている煙草からでる副流煙についてだ。煙草を吸っている人はフィルターを通して吸い込む。

なので、もちろん煙には害があるが、かなりフィルターによって除去されているのだ。

しかし、自分は吸ってなくても横にいる人が吸っていたら、フィルターを通さない有害な煙を直接吸い込むことになるだろう。

その煙には、発がん性物質の「ニトロソアミン」が約50倍も含まれているそうだ。単純に煙草を吸っている人の50本分を吸い込むことになる。

これは非常に危険であることがわかるだろう。煙草を吸わないからと言って無意識に過ごしていると、十分にあり得ることだと思うし、もしかすると「つんく」も副流煙による影響だったのかも知れない。
 
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